市場調査会社の導入事例

時間もコストも削減できた

業種イメージ

課題

コストが少なくてすむインターネット市場調査が近年増えているが、当社では主に直接訪問や電話での聞き取りでないとできない調査をしている。市場調査は精度を上げようとすればするほど費用がかかってしまうので、コストを最小限に抑えながらいかに質の高い調査ができるかが常に課題となっている。

要望

関東地方、中部地方、近畿地方にある人口規模10万人前後の都市とその近郊を対象に行う『デジタルAV機器の導入意識調査』の調査用サンプルデータ(無作為に抽出した一定件数の個人データ)が欲しい。調査方法は電話による聞き取りを中心に一部訪問を併用する予定。
昨今高齢化社会やデジタル家電等への対応から地域家電店の存在が見直されているため、特に高齢化比率が高い地域の動向を把握したい。

提案

平成17年の国勢調査統計を元に、高齢化比率が高い人口10万人規模の地域の個人データを各2,000件ずつランダム抽出し、地図座標(緯度経度情報)を付加する。

提案 1

  • 群馬県前橋市、高崎市、桐生市の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

提案 2

  • 茨城県日立市、筑西市、東茨城郡の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

提案 3

  • 新潟県上越市、新発田市、三条市の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

提案 4

  • 長野県上田市、飯田市、佐久市の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

提案 5

  • 和歌山県和歌山市、那賀郡の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

提案 6

  • 三重県伊賀市、津市、桑名市の個人データをランダム抽出。
  • 対象データに地図座標(緯度経度情報)を付加。

効果

これまでは専任のスタッフが電話帳からデータを直接抜き出していたので手間がかかり、調査期間も人件費もかかってしまっていたが、今回は手間なく欲しいデータを最新の状態で入手できたのでとても効率が良かった。また調査の精度を一定レベルに保てるというメリットを感じた。

今後の提案

対象地域内の家電量販店・地域電器店も合わせて抽出してリストを作成すれば、依頼主のマーケティングの好材料になるのではないか、また高齢者をターゲットに想定するならもっと小規模な市町村の調査をしてみるのはどうかと提案した。